バレーボールをテレビなどで観ていて解説の人が、「オポジット」という言葉を使っているのを聞いたことはありませんか??
オポジットとはそもそも何を指す言葉で、いつから使われ始めたワードなのでしょうか。
恐らく数十年前にバレーボールをしていた人にとっては、そこまで馴染み深い言葉ではないと思います。
そこで今回は、バレーボールにおけるオポジットがいつから使われ始めたのか、またそもそも何なのかを徹底解説していきたいと思います。
結論から申し上げると「オポジット」は、1884年から使われ始めている、選手のポジションを表す言葉なんです。
詳しくみていきましょう!
[スポンサーリンク]バレーボールでオポジットはいつから使われ始めた?
バレーボールの「オポジット」という言葉はいつから使われ始めたのでしょうか。
それは、1884年のロサンゼルスオリンピックで、アメリカが攻撃的なチームを作った時に出てきた言葉だと考えられています。
オポジットという言葉は男子バレーボールのみで使われていましたが、現在は男女両方で使われています。
[スポンサーリンク]そもそもオポジットとは?
バレーボールのオポジットという言葉ががいつから使われ始めたのか、それはもう100年以上前のことですが、なぜアメリカはそのようなポジションを考えたのでしょうか。
バレーボールの試合で、セッターが前衛に行くとどうしても攻撃力が下がってしまうことが難点でしたが、その対角にオフェンシブなプレイヤーを配置すれば、バックアタックなどで攻撃力を落とさずにプレーができるから、なんですね。
それ以降、トスをあげてアシストをする役割のポジションであるセッターの対角に、攻撃力の高い選手、つまりオポジットを配置することが王道の戦略となっています。
ポジションがオポジットの選手は、清水邦広選手や西田有志選手などが該当します。
オポジットは、サッカーで言うとフォワードのような立ち位置ですね。
[スポンサーリンク]オポジットの役割
バレーボールの試合でのオポジットの主な役割は、とにかく点を取ることに尽きます。
オフェンシブ(攻撃的)なプレイが期待されているということですね。
そのため、レシーブなど守備などはほぼすることがなく、後衛に回ってもバックアタックが期待されるポジションになります。
またオポジットは左利きが有利とされていて、これは自陣のコートの右側(ライト)から攻撃する機会が多いためです。
右利きだとセッターのトスを頭を通過させてからスパイクを打つ必要がありますが、左利きだとそのまま上がってきたボールをダイレクトに打ち込むことができるため、タイミングも合いやすいしパワーも乗りやすい。
なので、オポジットは左利きが有利と言われています。
[スポンサーリンク]オポジットに必要な素質
バレーボールにおいて、オポジットはとにかく点を取ることが一番の役割です。
そのため、一試合を通じて、スパイクを打ち続けるスタミナも必要ですし、簡単にブロックされないパワーも当然必要です。
また、空中でのボディバランスやジャンプからスパイクまでの一連の流れをパワフルに、かつしなやかに行うための連動性も必要です。
点を取るポジションというと、どのスポーツにおいても花形ですし聞こえもいいですが、それ以上に鍛錬が必要になりますので、現在オポジットとして活躍されている選手たちは本当に過酷な努力を積み重ねてきていることは間違いないでしょう。
[スポンサーリンク]まとめ
バレーボールのオポジットはいつから使われ始めたのか、オポジットとは具体的になんなのかを見てきました。
オポジットをはじめ、バレーボールはそれぞれ役割にそってポジションが配置されているので、誰がどこのポジションなのかを理解して見てみると、また違った楽しみ方ができると思います。
本記事をきっかけに、バレーボールをより深く知りましょう!!