部活や体育の授業でバレーボールをしていると「もっと腰を落としてレシーブをやって!」と先輩や監督から言われたことがありませんか?
しかし、どうやって腰を落とすのだろうとお悩みの方や、腰を落としてプレーをしていたら腰痛を発症してしまった!という方もいると思います。
今回は、バレーボールが上手くなる方法として、正しい腰の落とし方についてと腰痛対策について、ご紹介します。
[スポンサーリンク]目次
バレーボールはボールを拾い続けるゲーム
バレーボールの試合は、敵チームが送ってきたボールが自分たちのチームのコートに落ちたら、負けです。
そのため、ボールをチームでつなぐ必要があります。
その要となるのが「レシーブ」です。
レシーブは腰を落とすことが必須
飛んできたボールをレシーブで拾うために一番重要なことは、足が動くことです。
足が動くことにより、飛んできたボールを拾うことができるようになります。
そのためには、足の親指の付け根にある膨らみ・母趾球(ぼしきゅう)に体重をかける必要があります。
つまり、足先に体重をかけなければならないということです。
かかとに体重がかかっていると、素早く動くことはできません。
そして、飛んできたボールに反応でいる態勢を取るには、足の間隔を肩幅より広く持ち、腰を落とすことが重要です。
[スポンサーリンク]バレーボールにおける正しい腰の落とし方
それでは、レシーブを行う際の正しい腰の落とし方についてご説明します。
- 足を肩幅か、それよりもやや広めに開く
- 足が少し八の字になるように内股にする
- 腰を落とし、上体を前に曲げる
- ひざを内側に向ける、太ももの角度が80〜90度になるように立つ
- かかとを上げて母趾球に体重をかける
この5ステップで、レシーブの基本姿勢のできあがりです。
これにより正しく腰を落とせている状態となり、素早く動いてボールを取ることができますよ。
[スポンサーリンク]レシーブはとてつもなく腰に負担がかかる
バレーボールでレシーブを行う際の腰をかがめる行為は、腰椎に負荷を与えます。
その結果、慢性疲労性腰痛・ぎっくり腰になってしまう人もいます。
それだけでなく長期間負荷を与えた結果、椎間板ヘルニアにかかってしまうこともあります。
毎日バレーの練習に励んでいる選手ほど腰痛が起こりやすいです。
腰痛になりやすい人の特徴
特に腰痛になりやすい人は柔軟性がなく、身体が硬い人です。
例えば、、
- 立っている状態で身体を曲げて手のひらが床につかない
- 足を伸ばして床に座った状態で前屈をして、手が足のつま先に届かない
- 仰向けで寝て足を上げたときに垂直に足が上がられない
- 膝を抱えて胸につけられない
- うつ伏せで寝たときに逆えびぞりができない
などの項目が当てはまった方は腰痛予備軍の可能性が高いので、腰痛にならないよう注意してください。
[スポンサーリンク]今日からできる簡単腰痛予防
「自分は腰痛予備軍だった!」とショックを受けているあなた、どうかご安心ください。
即席でできる腰痛の予防対策についてご説明します。
腰痛の予防に効果的なのは以下の通り。
- 練習前と練習後の入念なストレッチ
- 汗をかいたら身体が冷える前に身体を拭く
- 物を持ち上げるときは腰を曲げず、膝を曲げて持ち上げる
- 浴槽で温かいお湯につかり、身体を温める
- 充分な睡眠時間を確保し、翌日に疲れを残さない
これらを十分に意識しておきましょう!
すでに腰が痛い人や、急に腰を痛めてしまった人ができること
すでに慢性的な腰の痛みがある人はこれ以上腰を痛めないためにも、身体を冷やさないように気をつけてください。
腰を温めることができれば、さらによいです。
慢性的ではなく、急に腰を痛めてしまった人は、温めるよりもまずはアイシングを行って腰を冷やしてください。
あまりにも痛みが引かない、続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。
「試合を控えているから」と放置していたら、腰の治療を長期間することになり、バレーボールがプレーできなくなってしまったのでは、大変です。
最悪の場合、二度とバレーボールができない身体になってしまう恐れがありますから、絶対に無理はしないでくださいね。
[スポンサーリンク]正しいフォームでバレーを楽しもう
今回の記事でバレーをプレーする際の正しい腰の落とし方についてイメージできたと思います。
バレーボールにおける正しい腰の落とし方ができないと
- 上手にレシーブができない
- 腰を痛めてしまう
ことになってしまいます。
大好きなバレーボールを今この瞬間だけでなく、長く続けていきたいと思う方が多いと思います。
そのためにも、記事にかかれていたことを実践して、バレーボールを楽しみましょう!