バレーボールのオーバーハンドパスは、基本中の基本なので、絶対にマスターすべき技術なんですが、結構難しいですよね。
オーバーハンドパスは、正しい手の形や姿勢、そしてボールをとらえるタイミングさえ掴めばいいんですが、それにはやはり練習を繰り返すしかありません。
今回は、バレーボール初心者の方向けに、オーバーハンドパスの正しいやり方、上達するためのコツ、そして効果的な練習方法をくわしく説明していきます。
オーバーハンドパスが上手くなると、
- チームの攻撃力が格段に向上する
- 試合で安定したプレーができる
- バレーボールがもっと楽しくなる
目次
オーバーハンドパスのやり方をバレーボール初心者向けに解説

オーバーハンドパスとは
オーバーハンドパスは、頭上でボールを弾くように扱う技術です。 この技術は、指、手首、肘、そして膝の力を巧みに使って、ボールをコントロールします。 正確なオーバーハンドパスは、チームの攻撃の要となります。一見簡単そうに見えますが、実は繊細な技術が必要なんですね。 そのためには、正しい型を身につけなければいけません。 安定したパスをいつでも出せるようになれば、チームの攻撃の起点になれます。 基本をしっかり押さえて、着実にオーバーハンドパスを身につけましょう!基本姿勢のつくり方
オーバーハンドパスの基本姿勢は、安定したプレーの土台となります。 正しい姿勢をとることで、ボールへの反応が素早くなり、パスの精度も向上します。 基本姿勢は、全身のバランスを整えることから始まります。 以下の姿勢をとることを心がけましょう。- 足を肩幅に開く
- 膝を軽く曲げる
- 上半身をやや前傾させる
- 腕を自然に前に出す
ボールをとらえる位置をマスターする
ボールをとらえる位置は、オーバーハンドパスの成功を左右する重要なポイントなのでぜひマスターしましょう。 理想的な位置は、おでこから手のひら1個分ほど斜め上の位置です。 この位置でボールをとらえることで、コントロールしやすくなります。 ボールをとらえる位置が適切だと、次のプレーへの移行もスムーズですよ。ボールとの距離感をつかむことが大事ですね!手と指の正しい形
オーバーハンドパスにおいて、手と指の形は極めて重要です。 正しい手の形は、ボールを包み込むような三角形を作ることです。 この形を維持することで、ボールをソフトに扱えるようになります。 指を自然に開き、親指と人差し指で三角形を作り、手首を後ろに反らせます。そして、指の腹でボールに触れるようにしてください。 この手の形を意識することで、ボールコントロールが向上します。 また、指の力を適切に使うことで、パスの方向や強さも調整しやすくなります。 [スポンサーリンク]バレーボールの基本技術「オーバーハンドパス」の3つのコツ

肘の開き方に注目
肘の位置は、オーバーハンドパスの安定性に大きく影響します。 理想的な肘の開き方は、広すぎず狭すぎない程度です。 肘を完全に伸ばさず、肩幅よりやや広めに開くのがポイント!適切な肘の位置を保つことで、パスの方向性が安定します。 最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねるうちに自然と身につきますから安心してください。目線と顎の位置を確認
目線と顎の位置は、オーバーハンドパスの正確性に大きく関わります。 理想的な目線は、やや上を向いた状態で、顎は少し引いている位置です。 この姿勢を保つことで、ボールの軌道を正確に捉えられます。 目線は斜め上に、顎を軽く引きましょう(首の後ろに軽い張りを感じるくらい)。 この目線と顎の位置を意識することで、ボールの落下点を正確に予測できますし、周りの味方の動きも把握しやすくなり、より良いパスが可能になります。全身の力を使う
オーバーハンドパスは、指先だけでなく全身の力を使うテクニックです。 膝、腰、そして腕全体を使うことで、安定したパスが可能になります。 全身の力を適切に使うことで、パスの強さや方向性も向上します。 ポイントは以下の通り。- 膝を軽く曲げる
- 腰の力を使ってボールを押し出す
- 腕全体でボールを運ぶ
- 指先で最後に方向を調整する
オーバーハンドパスを上達させる3つの練習方法

壁パスで感覚をつかむ
壁パスは、オーバーハンドパスの基本的な感覚を身につける最適な方法です。 壁に向かってボールを押し当てることで、手の形や力加減を効果的に練習できます。 この練習は一人でもできるため、時間や場所を選ばず取り組めます。- 壁から2〜3メートル離れて立つ
- 基本姿勢を意識してパスをする
- 一定のリズムでパスを続ける
- 徐々に距離や強さを変える
直上パスで安定感を
直上パスは、オーバーハンドパスの安定性を高める効果的な練習方法です。 自分の真上にボールを上げ続けることで、コントロール力と集中力が養われます。 この練習は、パスの精度向上に大きく貢献します。- 頭上1〜2メートルの高さでパス
- 一定のリズムを保つ
- 体の軸をぶらさない
- 徐々にパスの回数を増やす
対人パスで実践力を
対人パスは、実践的なオーバーハンドパスのスキルを磨くのに最適な方法です。 相手からのパスに対応することで、実戦で必要な判断力と対応力が身につきます。 この練習は、試合を想定したスキルアップに大きく貢献します。 やり方は非常に簡単で、2人で向かい合って立ち、相手の動きを予測してパスをするだけです。慣れてきたら、パスの強さや高さを変えたり、徐々に距離を広げていってもいいでしょう。 対人パスを続けることで、様々な状況下でのパス技術が向上します。 また、コミュニケーション能力も自然と身につき、チームプレーの向上にも繋がります。 [スポンサーリンク]オーバーハンドパスでバレーボール上達!正しいやり方と練習方法【まとめ】
この記事では、バレーボールの基本技術であるオーバーハンドパスの正しいやり方と練習方法について解説してきました。 オーバーハンドパスは、バレーボールの基礎となる重要な技術です。主なポイントは以下のとおりです。- 正しい手の形をつくる
- 適切な肘の開き方を意識
- ボールをとらえる位置を把握
- 全身の力を使ってパスする