前回の記事で、バレーボールのオーバーハンドパスの重要性を書きました。
今回はオーバーハンドパスと対をなす存在の、アンダーハンドパスについて解説していきます。
アンダーハンドパスの正しいやり方、上達するためのコツ、そして効果的な練習方法などを述べていくので早速、チェックしていきましょう!
[スポンサーリンク]目次
アンダーハンドパスのやり方をバレーボール初心者向けに解説
アンダーハンドパスは、オーバーハンドパスと同様、しっかりとマスターすることがバレーボール上達には欠かせません。
ここでは、アンダーハンドパスの基本を4つのポイントに分けて解説します。
これらのポイントを押さえることで、アンダーハンドパスの基礎を身につけることができます。
それでは、順番に詳しく見ていきましょう。
アンダーハンドパスとは
アンダーハンドパスは、両腕を使ってボールを返す基本的なパス技術です。
この技術は、胸より低い位置にあるボールを受け止めて味方にパスする際に使われ、バレーボールの試合で頻繁に見られる重要な技術です。
アンダーハンドパスは、主にレシーブやつなぎのプレーで活躍します。
どんな場面で使用するかというと、、
- 相手のサーブを受ける
- スパイクを拾う
- 低い位置のボールをつなぐ
- セッターにボールを送る
などですね。このとき、アンダーハンドパスは欠かせない技術となります。
正確なアンダーハンドパスは、試合の流れを左右する重要な役割を果たしますので、着実に身につけることが大切です。
正しい手の組み方
アンダーハンドパスの成功は、手の組み方から始まります。
手の組み方は、ボールを正確にコントロールするための土台となる重要な要素です。
以下に、正しい手の組み方のポイントを詳しく説明します。
- 両手を前に出す
- 片方の手のひらに、もう片方の手の甲を乗せる
- 親指を並べる(重ねない)
- 親指を少し前に倒す
- 手首を一直線に保つ
これらのポイントを意識して、しっかりと手を組むことが大切!
正しく手を組むことで、ボールを安定して捉えることができ、正確なパスにつながります。
基本的な体の使い方
アンダーハンドパスの成功には、正しい体の使い方が欠かせません。
体全体を使ってボールを捉えることで、安定したパスが可能になり、正確性と力強さを両立できます。
肩幅よりやや広めに足を開き、膝を軽く曲げて腰を落とす。まずはこれを意識しましょう。
そして、上半身をまっすぐに保ち、ボールの方向に体を向け、腕を振らずに体全体でボールを押し出します。
これらのポイントを意識して、安定した姿勢でパスをすることが重要です。
正しい体の使い方を身につけることで、ボールのコントロールが格段に向上しますよ。
上達のためのコツ
アンダーハンドパスの上達には、いくつかのコツがあります。
これらのコツを意識して練習することで、より早く、より効果的にスキルアップすることができます。
以下に、アンダーハンドパス上達のためのコツを詳しく説明します。
- ボールをよく見る
- 腕の同じ位置でボールを捉える
- 体の向きを意識する
- 下半身の力を使う
- リラックス・柔軟性を意識
これらを意識しながら練習することで、アンダーハンドパスの精度が向上します。
特に、ボールをよく見ることと、腕の同じ位置でボールを捉えることは、安定したパスのために重要です。
[スポンサーリンク]バレーボールで上達するアンダーハンドパスの練習方法3つ
アンダーハンドパスの上達には、効果的な練習方法を知ることが重要です。
ここでは、アンダーハンドパスの上達につながる3つの練習方法を詳しく解説します。
これらの練習方法を組み合わせることで、アンダーハンドパスのスキルを効果的に向上させることができます。
それでは、各練習方法について詳しく見ていきましょう。
壁打ち練習で感覚をつかむ
壁打ち練習は、アンダーハンドパスの基本的な感覚を身につけるのに最適な方法です。
壁を相手にすることで、一人でも継続的に練習でき、パスの感覚を効率的につかむことができます。
壁打ち練習の利点は、以下のようなものがあります。
- 一人でも練習できる
- ボールコントロールの感覚が身につく
- 正確性を向上させやすい
- フォームの安定性が増す
壁打ち練習は、基本的なフォームを確認しながら繰り返し行うことができますし、壁からの返球速度を変えることで、様々な状況に対応する力も養えます。
壁打ち練習が単調で飽きてしまう心配があるかもしれませんが、目標を設定することで継続しやすくなります。
タオルを挟んで姿勢を保つ
タオルを使ったアンダーハンドパスの練習は、正しい姿勢を保つのに効果的な方法です。
脇にタオルを挟むことで、上半身の動きを抑え、安定したフォームを維持できます。
タオルを使うことで、上半身の余計な動きを抑制できますし、腕の適切な位置をキープできます。
それと、下半身の使い方を意識するのも大事ですね。
タオルを挟んで練習することで、体全体の安定性が増すので、下半身の力を使ったパスの重要性を実感できます。
2人組でのラリー練習
2人組でのラリー練習は、実践的なアンダーハンドパスのスキルを身につける上で非常に効果的です。
相手とボールをつなぐことで、実際の試合に近い状況でアンダーハンドパスの練習ができます。
2人組でラリー練習することは、実践的な状況での練習が可能になるのでオススメですね。
2人組での練習は、お互いの動きを見ながらパスをすることができますから、これにより、実際の試合でのプレーにつながる感覚を養うことができるということです。
[スポンサーリンク]アンダーハンドパスでバレーボール上達!正しいやり方と練習方法【まとめ】
この記事では、バレーボールの基本技術であるアンダーハンドパスの正しいやり方と練習方法について解説してきました。
アンダーハンドパスは、レシーブの基礎となる重要な技術です。主なポイントは以下のとおりです。
- 正しい手の組み方を習得
- 基本姿勢の保持を意識
- 素早い動きと反応力が必要
- ボールを当てる位置を一定に
これらのポイントを意識しながら、繰り返し練習することが大切です。
上達のためには、壁打ち練習、タオルを使った姿勢保持練習、2人組でのラリー練習など、様々な方法を組み合わせて行うとよいでしょう。正しいフォームを身につけ、安定したパスを目指しましょう。
アンダーハンドパスは、基本中の基本ですが、習得には時間がかかります。焦らず、コツコツと練習を重ねることで、必ず上達を実感できるはずです。
正確なアンダーハンドパスを身につけ、チームの守備力向上に貢献できるプレーヤーを目指して、日々の練習に励んでいきましょう!