日本のみならず、世界的にプレーされているバレーボール。
男子が65万人、女子が149万人と、国内だけでも200万人以上の競技人口を記録する、大変人気のスポーツです。
そんなバレーボールですが、ボールに種類があるのをご存知ですか?
今回は、バレーボールの検定球・練習球についてご紹介します。
それぞれの球の違いも記載しているので、ご参考までにご覧ください。
結論から言うと、検定球と練習球の違いは、規格(サイズ)・ボールのグリップ性や材質・飛行軌道にあり、検定球の方が質が良く、料金も高価な点にあります。
それでは、検定球・練習球の紹介に移ります。
[スポンサーリンク]検定球とは
バレーボールの検定球と練習球の違いに入る前に、まずはそもそも検定球とは?に言及していきたいと思います。
バレーボールの検定球は、試合球とも呼ばれていて、主に公式試合で使われています。
公式試合では、クオリティが良い状態のボールを使用するのが通例なので、ルールの公正を保つために検定球が採用されています。
日本国内では、モルテンとミカサのメーカーが主に使われており、男子と女子で毎年使うメーカーを交互に入れ替えています。
海外では、モルテン、ミカサ以外のメーカーを使用している協会も存在するようです。
[スポンサーリンク]練習球とは
バレーボールの公式試合で使われるのが検定球なわけですが、その検定球の基準に満たなかったものが、練習球と呼ばれます。
価格も検定球に比べて安価で、公式試合には使用する事ができません。
価格が安価な分、表面の精度や全体の安定性は検定球に劣ります。
主に学校の体育の授業、個人的な趣味、こういった場面で練習球を使用する事が多いです。
部活レベルになると、練習球は使わず、検定球のみを使って練習しているチームも存在するようです。
そのため、バレーボールの初心者、遊びでやってみたいといった方以外の方は検定球の使用をオススメします。
※公認球もある?
なお、検定球と練習球以外にも、国際バレーボール協会に認定されたボールで公認球と呼ばれるものもあります。
価格は検定球の2倍程度で、バレーボールの中では高級品といえます。
主に、国際大会やテレビ中継を繋いでいる試合には公認球が使用されます。
公式試合などでは、使用されないボールなので、かなり特殊な立ち位置となっています。
[スポンサーリンク]バレーボールの練習球と検定球の違い
バレーボールの検定球と練習球の違いは、球そのものの素材や品質にあります。
検定球は、
円周:65〜67cm
重さ:260〜280g
内気圧:0.30〜0.325kg/㎠
で、さらに、ボールの合成皮革素材と、色の組み合わせ(青、黄色、緑、赤など。ボールの視認性を高めるためだと言われています。)素材の規定が明確にあります。
上記の規格に適合したボールのみが、検定球として認定されるわけです。
練習球に比べて、検定球はボールのグリップ性や材質、飛行軌道などに優れています。
反対に、練習球は検定球と比べ規格の合っていないボールです。
練習球は検定球に比べ、プレイ時の球の動きや材質が異なっています。
練習球と検定球の価格相場
バレーボールの練習球と検定球の違いとして、価格相場も挙げられます。
価格相場は下記の通り。
検定球:5,000〜8,000円
練習球:1,000〜3,000円
品質が異なるので、料金にもそれが反映されるのは当たり前の話ですね。
バレーボールには4号球や5号球といったサイズの規格があるので、ボールの規格に応じて価格は、多少の上下があります。
下記にバレーボールの練習球と検定球のリンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、商品によってはバレーボールに空気が入ってない、しぼんだ状態で届くものもありますので必ず商品概要欄のチェックをお願いいたします。
おすすめの空気入れは、バレーボールの空気入れの代用品ってある?にて詳しく紹介していますので、こちらも併せてご確認ください。
まとめ
バレーボールの練習球と検定球の違いをみてきました。
バレーボールの球には種類が存在し、使う用途や価格の幅もそれぞれで異なります。