バレーボールは何人で対戦するスポーツなんだろう?
そんなあなたに、バレーボールが何人制なのかを詳しく解説していきます。
[スポンサーリンク]バレーボールは6人制がメジャー
バレーボールが何人制かというと、一般的には「6人制」が通常です。
バレーボールは、6人制での公式試合が最も多く行われているスポーツなんですね。
では、何故6人制が一般的になったのか、こちらをみていきます。
[スポンサーリンク]バレーボール6人制の裏に歴史あり
バレーボールが6人制で行うスポーツである理由は、歴史を紐解くことで明らかになります。
バレーボールは、1895年にアメリカで始まりました。
当初は、人数制限はなくネットをはさんでボールを落とさないように打ち合うといった、誰でも気軽に行えるスポーツとされていました。
1910年代頃に、日本でもバレーボールが知られるようになったと言われています。
最初に人数制限を設けた際には16人制(4人×4列)だったそうで、その後、試行錯誤しながら12人になり、9人制にたどり着きました。
1920年代の日本のバレーボールは9人制が主流となり、長く9人制バレーが行われていました。
しかし、1947年の国際試合のルールが6人制だったことから6人制に移行することとなります。
このことから国際試合に参加するために6人制バレーになったということがわかります。
1964年東京オリンピックが開催されたこの頃から日本でも6人制が主流となりました。
[スポンサーリンク]9人制バレーボールの文化も色濃く残っている
バレーボールは6人制で行うのが一般的ですが、前述の通り、日本では長く9人制に親しんできた背景があるため、現在でもママさんバレーや実業団においては9人制を採用し公式試合が行われています。
教育現場やテレビ放送など、多くの場面で6人制のバレーボールを目にしているため、9人制でのバレーを知らない方もいることでしょう。
6人制と9人制バレーボールには違いがあります。
例えば、コートの広さ。
女子は6人制と同じですが、男子は9人制のほうが広く定められています。
また、6人制は各ポジションをローテーションし、サーブは一回までで、ネットインがOKとされています。
それに対して、9人制はローテーションなしの固定ポジションでサーブは2回まで。
一度ミスしてももう一度打てるため一度目のサーブはジャンプサーブなどの勢いのあるサーブを放ち、ミスした場合2度目のサーブは慎重に打つパターンが見られます。
こちらはネットにあたるとミスと見なされます。
9人ものプレーヤーがコートにいるわけですから、ボールがなかなか落ちずラリーが続く試合が多く見られるため、観客には面白い試合とも言えますね。
同じバレーボールでも6人制バレーと9人制バレーにはルールの違いがあり、それぞれに面白さがあります。
[スポンサーリンク]まとめ
バレーボールは何人制なのか?についてみてきました。
国際試合のルールに則り、一般的には6人制が主流となっていますが、9人制で行うケースもあるということです。