オリンピックの予選で日本チームが大躍進していることもあって、バレーボールを見る機会が最近増えていると思います。
ところで選手たちが戦っているコートの広さについて気になったことはありませんか?
プロと一般とでは差はあるのでしょうか?
男女の違いは?
また他のスポーツと比較してどの程度違うのでしょうか。
今回の記事では、バレーボールのコートの広さを色々な観点から徹底考察していきたいと思います。
バレーボールについての理解を深めて、楽しく試合を観戦しましょう。
[スポンサーリンク]目次
バレーボールのコートの広さについて
まず、バレーボールのコートの広さに基本的に男女に差はありません!
体格の違いなどを考えると、女子選手はすごいですね。
性別ではなくコートの広さに差が出るのは年齢の方なので次の項目で確認しておきましょう。
ちなみにネットの高さは男女に若干の差があり、男子2.43m、女子2.24mでやはりここは男子の方が高く設定されています。
-6人制
バレーボールは一般的には6人制が採用されておりますので、まずは6人制のコートの広さから見ていきましょう。
中学生以上(一般)
バレーボールコートは18m×9mの長方形の広さで162㎠。
自陣の広さはその半分の9m×9mの正方形の形で、81㎠と明確に定められています。
小学生
小学生の場合はバレーボールのコートの広さは少し小さくなって、16m×8mと決められています。
自陣のコートのサイズはやはり正方形で、8m×8mの64㎠になります。
-9人制
いわゆる「ママさんバレー」などは9対9の形が採用されており、この場合は6人制と比べてバレーボールコートの広さにも違いがあります。
また9人制の場合は男女にも差があるため、併せてしっかり確認しておきましょう。
男子(一般)
バレーボールのコートの広さは、21m×10.5m
女子
バレーボールのコートの広さは、18m×9m
これは6人制の一般と同じ広さですね。
[スポンサーリンク]他のスポーツと比較してみる
バレーボールのコートの広さは他のスポーツと比較して、大きいのか小さいのか、どうなのでしょうか。
基本的な広さが18m×9mと仮定して比べてみましょう。
-バスケットボール
バスケットボールの場合は、バレーボールのコートよりだいぶ広く、公式で28m×15mと定められています。
10人でこの中を端から端まで走り回るのですから、やはりバスケットボール選手も相当なスタミナが必要になることが分かります。
-バドミントン
バドミントンは13.4m×6.1mと、バレーボールのコートより狭めの区画が設定されています。
シャトルが小さいことや試合中はかなりハイスピードで打ち合うため、他の競技に比べてコートはタイトに作られていますが、シングルでこれを一人で守るのはとても大変なことですよね。
[スポンサーリンク]コートの広さ以外にも押さえておきたいバレーボールの基礎知識
バレーボールのコートの広さを見てきましたが、18m×9mだけの広さがあればいいというわけではありません。
広さ以外にも、色々と定められているルールがあって面白いですよ。
フリーゾーンの確保
バレーボールの試合では、よくコートの外までダッシュでボールを追いかけて、そこからレシーブする場面をよくみかけますよね。
コートの外にボールが飛び出す場面というのは多々ありますが、その時のスペースをフリーゾーンといいます。
このフリーゾーンについてもコートの周囲から最低でも3m以上のスペースを確保しなければならないと決まっています。
選手たちは一点を追いかけてどこまでも追いかけるので、障害物があったら大変ですね。
コートやラインの色
バレーボールのコートやラインについても明確に何色というのはありませんが、「明るくて分かりやすい色」という規定があります。
国際試合などでは床にカラーシートを敷いてより分かりやすく作っています。
コートの天井の高さについて
バレーボールのコートの天井の高さは、7m以上という決まりがあります(国際試合では12.5m以上)。
ちなみにボールが天井に当たってしまった場合は相手の得点となってしまいます。
[スポンサーリンク]まとめ
今回はバレーボールのコートの広さについて考察してみました。
今は日本チームも国際試合でしっかり結果を出す大人気のスポーツですので、ルールや規定を知ってより楽しめるようにしていきましょう!